煌く原子の光に飛び込もう
ηλεκτρον
静電気のような刺激。
※18歳未満立ち入り禁止
Big Kidの続きです。
★すいません、ギリシア語のタイトルです。文字化けじゃないです><
自重できない悪い子でごめんなさい。
静電気のような刺激。
※18歳未満立ち入り禁止
Big Kidの続きです。
★すいません、ギリシア語のタイトルです。文字化けじゃないです><
自重できない悪い子でごめんなさい。
◆
不意に下りてきた口付けは視界を塞いだ。絡める舌に神経を集中させようとローは目を閉じる。ざらざらとしたキッドの舌の感触がダイレクトに伝わってくる。口の中で唾液が混ざり合った。このまま身体ごと混ざり合ってしまえばいいのにとローは本気で願った。
右手がローのジーンズのジッパーを開け、するりと下着の中へ滑り込む。ローが脈打つのをキッドは手先越しに感じ取った。
「もう勃起しちまってんのか」
「はっ・・・ァっ・・・」
顔を歪めて息吹を漏らす。快感をありのままに外に出すことがまだできない。ローはつくづく遊び慣れしていない男なのだ。初めて自分が声を出すような鋭い快感を覚えたのは、3億ばかりの賞金を懸けられた敵と言うべき男の船中だった。
「はぁっ・・はぁっ・・」
「ロー」
「なんだよっ・・・」
「声出せよ」
耳元で囁かれる。低い声が耳から首筋の方へ、そして腰まで流れる。
くすぐったいような、痒いような感覚。刺激を受けるたびに、低い声で囁かれるたびに、ローは全身に何かが溜まっていくような気がした。
首筋に口付けをしてローの意識をこちらに向けさせて、さりげなくジーンズを脱がしていく。絶対に無造作な脱がし方はしない。キッドは繊細で相手を喜ばせるようなセックスを好む。この性癖が、敵ですら助けてしまうおせっかいな性格と繋がっていることは間違いないであろう。
客はあなたなのよ、と娼婦に言われたことも数え切れないほどあった。相手が快楽に心酔していく姿を見るのが溜まらないのだ。
「あっ・・・はぁっ・・・」
「ククッ・・・何度ヤっても慣れねェなァ」
「うるせェっ」
上擦ったローの声はキッドの性欲を一層掻き立てた。声だけでこれだけ自分を扇情させるのは、おそらくこの男だけだ。
露わになったローのペニスを本格的に扱く。先端に伝う液を舌で掬い、そのままオーラルセックスに及んだ。百戦錬磨の娼婦すら骨抜きにしてしまう蕩けるようなセックス。キッドは彼女たちにする以上にローへの執拗な愛撫を行った。
何のことはない。
目の前で紅潮しているこの男が愛おしくてどうしようもないのである。
「あっ!」
大きな嬌声を上げるとともに、びくりと震えてすぐさまクッションで顔を隠す。自身の性感帯にまさにキッドの手と舌が触れたらしい。
「・・・なに顔を隠してんだてめェは」
「・・・」
ローはどうしていいかわからなかった。こんなにも大きな嬌声を出したのは初めてで、顔を隠したのは反射的な行動だった。先ほどから腰へ溜まっていたものが、一気に爆発したのを感じた。それはまるで静電気のようであった。
溜まりに溜まった電荷が一気に放出される。それはとてつもない刺激でローを襲った。
「2人っきりなんだから、隠すなよ」
「ユースタス屋」
クッションから顔を出せば、微笑む顔が1つ。
2人っきり、という言葉がどことなくくすぐったい。
ローはまた電気が体の中で溜まりつつあるのを感じた。
Fin
◆
最後まで読んでくださってありがとうございました。
はいおれの人生オワタ^q^
このエロ長編は要するにキッドの頭にとことん惚れた管理人が楽しいだけですねわかります。
もう自重できない^q^
まだ続きます。ほんとごめんなさい。
不意に下りてきた口付けは視界を塞いだ。絡める舌に神経を集中させようとローは目を閉じる。ざらざらとしたキッドの舌の感触がダイレクトに伝わってくる。口の中で唾液が混ざり合った。このまま身体ごと混ざり合ってしまえばいいのにとローは本気で願った。
右手がローのジーンズのジッパーを開け、するりと下着の中へ滑り込む。ローが脈打つのをキッドは手先越しに感じ取った。
「もう勃起しちまってんのか」
「はっ・・・ァっ・・・」
顔を歪めて息吹を漏らす。快感をありのままに外に出すことがまだできない。ローはつくづく遊び慣れしていない男なのだ。初めて自分が声を出すような鋭い快感を覚えたのは、3億ばかりの賞金を懸けられた敵と言うべき男の船中だった。
「はぁっ・・はぁっ・・」
「ロー」
「なんだよっ・・・」
「声出せよ」
耳元で囁かれる。低い声が耳から首筋の方へ、そして腰まで流れる。
くすぐったいような、痒いような感覚。刺激を受けるたびに、低い声で囁かれるたびに、ローは全身に何かが溜まっていくような気がした。
首筋に口付けをしてローの意識をこちらに向けさせて、さりげなくジーンズを脱がしていく。絶対に無造作な脱がし方はしない。キッドは繊細で相手を喜ばせるようなセックスを好む。この性癖が、敵ですら助けてしまうおせっかいな性格と繋がっていることは間違いないであろう。
客はあなたなのよ、と娼婦に言われたことも数え切れないほどあった。相手が快楽に心酔していく姿を見るのが溜まらないのだ。
「あっ・・・はぁっ・・・」
「ククッ・・・何度ヤっても慣れねェなァ」
「うるせェっ」
上擦ったローの声はキッドの性欲を一層掻き立てた。声だけでこれだけ自分を扇情させるのは、おそらくこの男だけだ。
露わになったローのペニスを本格的に扱く。先端に伝う液を舌で掬い、そのままオーラルセックスに及んだ。百戦錬磨の娼婦すら骨抜きにしてしまう蕩けるようなセックス。キッドは彼女たちにする以上にローへの執拗な愛撫を行った。
何のことはない。
目の前で紅潮しているこの男が愛おしくてどうしようもないのである。
「あっ!」
大きな嬌声を上げるとともに、びくりと震えてすぐさまクッションで顔を隠す。自身の性感帯にまさにキッドの手と舌が触れたらしい。
「・・・なに顔を隠してんだてめェは」
「・・・」
ローはどうしていいかわからなかった。こんなにも大きな嬌声を出したのは初めてで、顔を隠したのは反射的な行動だった。先ほどから腰へ溜まっていたものが、一気に爆発したのを感じた。それはまるで静電気のようであった。
溜まりに溜まった電荷が一気に放出される。それはとてつもない刺激でローを襲った。
「2人っきりなんだから、隠すなよ」
「ユースタス屋」
クッションから顔を出せば、微笑む顔が1つ。
2人っきり、という言葉がどことなくくすぐったい。
ローはまた電気が体の中で溜まりつつあるのを感じた。
Fin
◆
最後まで読んでくださってありがとうございました。
はいおれの人生オワタ^q^
このエロ長編は要するにキッドの頭にとことん惚れた管理人が楽しいだけですねわかります。
もう自重できない^q^
まだ続きます。ほんとごめんなさい。
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