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煌く原子の光に飛び込もう
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届かない手紙

届かないけれど
送りたい手紙

(NARUTO デイダラ×サソリ)
敬愛するサソリの旦那様へ

あの世で元気にやってるかい、うん?いけねぇ、真面目な文を書こうと思っているのに紙の上でも口癖が抜けねぇな。でも勘弁してくれよ旦那。

オイラは新入りのトビってやつと組み始めたんだ。そいつはできねぇやつでさ、世話が焼けるよ。旦那とは大違いだ。

最近よく旦那と一緒に組んでたときの事思い出すんだ。初めて組んだときとか、初めて本体を見せてくれたときとか…数え切れないくらいにな。特に思い出すのは旦那が傀儡の掃除をしている姿かな。オイラは新しい傀儡を造っている旦那の姿も好きだったけど、大事に使っている傀儡を掃除している姿はもっと好きだった。集中しているときの旦那、あれは本当にかっこよかったぜ、うん。

それに…両親のことも話してくれたしな。オイラはてっきり旦那は根っからのワルだと思ってたんだけど、違っていた。両親のこと大事にしてたよな。オイラは旦那が両親の話をするときいつも「お袋さんと親父さんが死んでなかったら、風影にでもなってたんじゃねーか」って思ってたんだ。きっと親孝行者になってただろうからな。でも良かった。そんなんになってたら絶対オイラたち出会えなかっただろ。オイラは密かに旦那の両親に感謝してんだぜ。まぁそんなこと言ったら旦那に殺されそうだけどな。

くそっ…書きたいことがありすぎて上手くまとまんねぇな。
でも、一番言いたかったのはオイラは旦那のことが好きだって事だ。ずっと言えなくて、結局生きてる間に言えなかったけど。

まぁ、オイラがそっちに行った時にちゃんと言うよ。
だから待っていてくれよな。

アンタを尊敬してるデイダラより

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