煌く原子の光に飛び込もう
レポートが終わらない!
ちょっとDJネタは暫く自粛します。
なので、エース→マルコ。
ちょっとDJネタは暫く自粛します。
なので、エース→マルコ。
◆
イーストブルーの一角にパソコン室がある。全学部共通で利用でき、その綺麗さから様々な学生がひっきりなしに訪れる。レポートをやる、委員会のデータの処理をする、YouTubeで動画を見る、ニコニコ動画を見る、課題から暇つぶしまで用途は多様だ。
ちょうど3時限の始まりのチャイムが鳴った時、パソコンの前で静かに呟く学生が一人。
「レポートが終わらねェ…」
人間焦っている時ほど小声になるものだ。その呟きの主は名をポートガス・D・エースと言った。地球学科の3年である。次の時間まであと90分弱。やばい。最後の課題が終わらない。
「実験の単位を落としたらマジで留年しちまう」
理学系の学生にとって実験の単位を落とすことは、そっくりそのまま留年を意味する。実験なくして理論なし。ワンピース大学の理学系の教員は揃いも揃ってその見解だ。
…もちろんそれはエースの実験担当の教員も例外ではなく、一枚でも未提出のものがあれば即Dを食らう。
「あのセンコー…鬼だよ…」
「なに苦戦してんだよい」
「マルコ!!」
振り向くとそこには、地球変動科学専攻M1のマルコがいた。学科、委員会、サークルの先輩である。
そして、この実験のチューターでもある。
「教えてくれよこの課題…さっぱり関数がわかんねェ」
「どれ」
開かれたWordの画面に向かって、ああだこうだと二人で言い合う。結局、単位系がずれていたという結論で収束した。
「やっと解決した。なんとか単位は守られたかな」
「そうとは限らんよい。採点が厳しいから」
「そうなのか?」
「ああ」
あの先生の採点が厳しいだなんて信じられない。何故なら1年生の頃の実験では可笑しいくらい甘い採点基準だったからだ。
特に可笑しかったのは、土地に関するデータを分析して地図に色を塗る実験のときだった。とあるデータを分析すると全てがピンク色になってしまう。幸か不幸か、その一面ピンクデータを選んでしまったのがエースだった。課題を提出した際、先生は信じられない言葉を発したのだ。
「フッフッフッ!こりゃあおもしれェ!てめェの成績Aにしてやるよ」
調子に乗ったエースはその後の実験をかなり手抜きにしていたのだが、成績には高々とAが掲げられていた。
ちなみにこの事件の後にこの先生には、”ピンクピンク先生”というあだ名が付けられた。
「ピンクピンク先生、採点は優しいと思ってたんだけど」
「3年生なんだから、そりゃあどの先生も厳しく採点するだろうよい」
「来年の卒研が思いやられるぜまったく。…あれ、そういえばマルコって”白ひげ研究室”じゃなかったっけ?」
「ああ」
「じゃあなんで、ピンクピンク先生のTAやってんだ?あの先生は”くま研”の講師だろ?」
「それは企業秘密だよい」
人差し指を立てて「しぃ」のポーズをとられて、エースは首をかしげた。
その姿が面白かったらしく、マルコは声を出して笑った。
「お前も白ひげ研に来ればわかるよい」
「言われなくても行くぜおれは」
「・・・楽しみにしてるぞい」
そんじゃあまた次の授業でな。
コツンとエースの頭を軽く叩いて、マルコはパソコン室を後にする。その後ろ姿をエースはこっそりと覗いた。
――ぜってェあんたと一緒の研究室に行ってやる。
そんな淡い恋心は、レポートの感想の波に埋もれていった。
Next...
◆
ピンクピンク先生はドフラミンゴさんです^q^
これ書いて楽しいの自分だけだわwww
企業秘密ってなんだろう^^^q^^^
きっとドフラミンゴさんに誘惑されちゃったんですねわかります。
ドフマル?誰得すぎる(笑)
イーストブルーの一角にパソコン室がある。全学部共通で利用でき、その綺麗さから様々な学生がひっきりなしに訪れる。レポートをやる、委員会のデータの処理をする、YouTubeで動画を見る、ニコニコ動画を見る、課題から暇つぶしまで用途は多様だ。
ちょうど3時限の始まりのチャイムが鳴った時、パソコンの前で静かに呟く学生が一人。
「レポートが終わらねェ…」
人間焦っている時ほど小声になるものだ。その呟きの主は名をポートガス・D・エースと言った。地球学科の3年である。次の時間まであと90分弱。やばい。最後の課題が終わらない。
「実験の単位を落としたらマジで留年しちまう」
理学系の学生にとって実験の単位を落とすことは、そっくりそのまま留年を意味する。実験なくして理論なし。ワンピース大学の理学系の教員は揃いも揃ってその見解だ。
…もちろんそれはエースの実験担当の教員も例外ではなく、一枚でも未提出のものがあれば即Dを食らう。
「あのセンコー…鬼だよ…」
「なに苦戦してんだよい」
「マルコ!!」
振り向くとそこには、地球変動科学専攻M1のマルコがいた。学科、委員会、サークルの先輩である。
そして、この実験のチューターでもある。
「教えてくれよこの課題…さっぱり関数がわかんねェ」
「どれ」
開かれたWordの画面に向かって、ああだこうだと二人で言い合う。結局、単位系がずれていたという結論で収束した。
「やっと解決した。なんとか単位は守られたかな」
「そうとは限らんよい。採点が厳しいから」
「そうなのか?」
「ああ」
あの先生の採点が厳しいだなんて信じられない。何故なら1年生の頃の実験では可笑しいくらい甘い採点基準だったからだ。
特に可笑しかったのは、土地に関するデータを分析して地図に色を塗る実験のときだった。とあるデータを分析すると全てがピンク色になってしまう。幸か不幸か、その一面ピンクデータを選んでしまったのがエースだった。課題を提出した際、先生は信じられない言葉を発したのだ。
「フッフッフッ!こりゃあおもしれェ!てめェの成績Aにしてやるよ」
調子に乗ったエースはその後の実験をかなり手抜きにしていたのだが、成績には高々とAが掲げられていた。
ちなみにこの事件の後にこの先生には、”ピンクピンク先生”というあだ名が付けられた。
「ピンクピンク先生、採点は優しいと思ってたんだけど」
「3年生なんだから、そりゃあどの先生も厳しく採点するだろうよい」
「来年の卒研が思いやられるぜまったく。…あれ、そういえばマルコって”白ひげ研究室”じゃなかったっけ?」
「ああ」
「じゃあなんで、ピンクピンク先生のTAやってんだ?あの先生は”くま研”の講師だろ?」
「それは企業秘密だよい」
人差し指を立てて「しぃ」のポーズをとられて、エースは首をかしげた。
その姿が面白かったらしく、マルコは声を出して笑った。
「お前も白ひげ研に来ればわかるよい」
「言われなくても行くぜおれは」
「・・・楽しみにしてるぞい」
そんじゃあまた次の授業でな。
コツンとエースの頭を軽く叩いて、マルコはパソコン室を後にする。その後ろ姿をエースはこっそりと覗いた。
――ぜってェあんたと一緒の研究室に行ってやる。
そんな淡い恋心は、レポートの感想の波に埋もれていった。
Next...
◆
ピンクピンク先生はドフラミンゴさんです^q^
これ書いて楽しいの自分だけだわwww
企業秘密ってなんだろう^^^q^^^
きっとドフラミンゴさんに誘惑されちゃったんですねわかります。
ドフマル?誰得すぎる(笑)
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