４．素直じゃない

素直じゃない

おれはとんだ大バカヤローだ

★お題に挑戦！第四弾です。第三弾と続いてます。
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麦わらの話を振ったらトラファルガーが怒ることなんかわかってた。やつが嫉妬することくらい容易に想像できた。でもおれにはこれくらいしかできなかったんだ。

お前のことが好きだからよ。
好きだからこそ。
恋や愛やそして仲間にも。
縛られない関係でいたい。
おれたち”キャプテン”同士だろ？

おれ達が敵でなくなる前に、
お前が仲間を裏切る前に、
お前が悲しむ前に、
おれはお前の心からいなくならなきゃいけねェ。


「”キャプテン”とは良く言ったものだな」


おれは自分を嘲笑ってそう呟いた。
おれはとんでもねェバカヤローだ。

どうしてこんなに素直じゃねェのか。

「身体の方が正直だな」

やっぱお前がどうしようもなく好きなんだなおれは。
やっぱお前の心からいなくなるなんて耐えられねェ。

息ができないくらいお前の行方を捜してしまっているのだから。

Fin

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最後まで読んで下さってありがとうございました！
次で最終話です。変な話で申し訳ないです。。。