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煌く原子の光に飛び込もう
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Another story of soap bubbles 
Drake * Law


シャボンディ諸島にて。管理人の妄想第3段。
カプの要素はありません。ゾロのお話の続き。
ひたすらにローの過去を捏造するシリーズとなってまいりました。




「お前・・・何人殺した?」

ふてぶてしく座るその男は勝気な笑みを浮かべてそう言った。死の外科医の異名を持つトラファルガー・ローだ。いつも生意気な立ち振る舞いをすると聞いたことがあったが、なるほど、その噂は嘘ではないな。こういう奴には冷静な対応が一番だ。先ほど暴れる寸前だった2人を止めたばかりだ。下手な戦闘は避けたい。

「無駄な殺生はしない」
「ふん、堕ちた海軍将校が立派なもんだな」

トラファルガーは相変わらず安っぽい喧嘩を売っている。どうやらおれの返答が気に喰わなかったらしい。先程とは打って変わり、笑みは消えて殺気を帯びた顔をしている。
なぜ貴様がそんな顔をするのか、おれはその理由を知っている。

「貴様だって殺せないのであろう」

トラファルガーはおれに「何人殺したかわからない」と言って欲しかったのだ。

「死の”外科医”トラファルガー・ロー」

自分が人を殺さないということを盾にして、おれを罵るために。

「今すぐ消してやろうか、ドレーク屋」
「戦闘は”新世界”へお預けだ」

そう言って颯爽とトラファルガーを横切った。やつは何も言ってこなかった。

貴様の賞金の低さは人を殺さないところにある。
貴様は人をバラバラにするが決して殺めることはない。

死の外科医よ。
貴様はいかにして”死”の異名を持たねばならなくなったのだ。

貴様も堕ちた外科医なのか――?

Fin



最後まで読んで下さってありがとうございました!
漫画の続きを妄想してみました。
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